2009年02月23日

Aさんの作文

スピーチコンテストに向けて今、どのクラスも作文作成中。

能力試験2級に不合格だったAさん。
クラスで一番点数は取れない学生なのだが、
いつも明るく、前向き。

授業も「わかんない!」「眠い!」と言いながら、
休むことなく皆勤賞。

私は、できなくてもいつもやろうとする姿勢が大好きなのです。

初級の頃は放課後一緒に1時間やってみても
「だめだぁ…」と言っていたAさん。

正直作文できるかな…と不安ではあった。

がしかし!
中国語ではあるが、まず自分の作文をしっかりまとめてきた!

故郷への思いをつづった文章だ。

でも「先生、これ日本語にできない」と苦笑いしている。
「じゃ一緒に日本語に直していこうか」

3行目まで一緒に日本語に翻訳していたところで
彼が手を止めて言った。

先生、やっぱり私がやります

何と言う進歩!
半年前なら絶対そのまま一緒に翻訳。

できるできないにかかわらず、
まずは自分でやると言ったその姿勢に感動。

「じゃ、チェックするから明日までに書いてきてね」

翌日。
「先生、できた。見て」

おぉー。ちゃんと書いて来た!

どれどれ。職員室で拝見したが、おぉー!
奇奇怪怪…。

文章の前半はいいたいことがわかる誤文だったが、
後半はすでに何が何だかわからない状態に。

竹の森は鳥。私は歩く
 =竹林の中を鳥がさえずり、私はその歌に合わせて歩いていく。

夏、洪水後にクールなゲーム
 =海が満潮になれば、夏の暑い日には水遊びをした。


こんな「ひらめきゲーム!」のような文章が続いていくのだが、
私は本当に嬉しかった。

しかし、洪水後クールなゲームって…。笑。
posted by スンプー at 23:26| Comment(0) | TrackBack(0) | 2006.10-2010.03 日本語学校 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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